ヒロト語録

ブルーハーツは『スケベな心』って意味なんじゃ!

幸せを手に入れるんじゃない。
幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ。

幸せってなんでしょうね、みなさん。
金ですか?地位ですか?名声ですか?
それがあれば幸せなんですか?

俺みてーな小学生がいたら聴いてほしい。
何も出来なくたって生きてゆける道があるとゆーことを知ってほしい。

親に養ってもらってる立場でなんか言ってもしょうがないんだよね。

落ち込むのと失望は違うんよ。だって、落ち込んでても夢や愛は信じとるもん。

僕、嫌いな科目いっぱいあったよ。音楽に図工に体育に遠足に運動会にお楽しみ会
だってなんかやんなきゃだめでしょ。ぼーっとしとれんからな。

お父さんをなかせたくねえとかお母さんをなかせたくねえとか
自分の中から出てくるもんなんよ。
それってどんな束縛よりもでけえんよな。

ラジオとかテレビとかに出る奴は立派な奴だと思うとった。
ところが、ラジオから流れてくる60年代の音楽をやっとる奴らは決して立派じゃなかったんよな。

歌なんて誰でも歌えるからヴォーカリストになった。
だから、誰にでも歌えるような歌しか歌わないんよ。

その人の心が自由じゃなければどんな野山に放たれても自由じゃないと思う。

曲が出来た時、自分で泣けなかったらみんなに聴かせません。

なにをするかは問題じゃなくどんな風にするかが問題じゃ。

楽しいなー。こんな楽しい日を占えないなんてノストラダムスもたいしたことねえなー。

なにかと比べてるんじゃないんですか?今というものを。比べられないのにね。

  不幸はなにも生まないね。不幸とか苦労とかは人をどんどんダメにする。苦労話とかする奴は「俺はこんなにだめなんだぜ!」って
言って今まで何をしてきたかをひけらす人でしょ。ひけらかして自分の価値を認めさせようとするわけだ。そんなのは最低だ。
今なにやってんだよって話じゃん。元総理とか。元総理って。ただのじじいじゃん。

時代は良くも悪くもなってない。いつだって今が最高。

ロックンロールだからカッコいいんじゃねぇ。カッコいいからロックンロールなんだ。

変わるも何も、そんなものねえんじゃないかな。
自分の一番好きな曲なんて。全部ブルーハーツですから。この曲は特に気合い入ったとかいうのはないんじゃない。一曲も。

ライブハウスの時から言われとった。こんなにまとまりのないバンドはないって。まとまるわけないですよ、 人が四人集まって。

何が正しいかなんてわからんでしょ。
俺が死んでも答えは出んよ。 そんなら好きだと思う事やるしかないんじゃないかなあ。

なんだか僕は地球というテーマパークに生まれてきたような気がするよ。パスポートもって。

今の世界が滅亡しようが人類が滅亡しようがたいしたことじゃねーじゃん。
そんな細かい事クドクド言ってる暇ないじゃん。何でみんなそんなちまちましたことがすきなのかな?

大人はお菓子で晩ご飯を終わらせていいの。大人は自由だから。子供はしばられてなさいって。

ダイヤモンドの行商人がやってきて
このダイヤモンドは永遠の輝きを どうのこうのって言うとるけど
せいぜい百年しか生きられん人間に
永遠の輝きを売りつけてどうするんじゃ!
俺らが欲しいのは今だけです。

やっぱ『死に方』より『生き方』だよな。

時代を変えよう言うのはすべてをあきらめた人が言う言葉なんよ。
自分ががんばれば、時代は自然と変わるんじゃねえの?

ラヴ・ソングはやらしいね。
みんな、いっぱい見よんのに「好きです」なんて言うてな。
でも、渋いのぉ。

嫌われたくないからやさしくしてんです。

お前らがライヴを見ている瞬間は,甲本ヒロト,そしてブルーハーツってバンドは
この宇宙のどこをくまなく探しても,お前らの目の前にしかおらんのじゃ。

愛してるってどういうこと?愛してるって言葉の響きが重すぎるよ
愛せる程立派な人間じゃないですよ。

世の中言いきれることってねぇが
でも恋愛は絶対素晴らしいと言い切れる。

言いたいことは言う。その時は心を込めて言う。

ライブをやりたくて生きてるわけだからさ 自分にとっては、死ぬか、ライブをやるかでしょ。

大好きなレコードをターンテーブルにのっけて ボリュームを上げれば、すべてが解決するんだもん。

19、20、21世紀と変わることって、些細なことじゃん。 そんなことより、今日が明日になることの方がよっぽど重大だよ。
今が過去になることの方がさ。

毎日が出発だし、毎日がゴールだし

明日のための今日ではなく、今日のための今日ですよ。

真っ暗。お先真っ暗というのはすげー前向きな言葉だよ。
真っ暗なんだよ。どこがいけないんだよ。そんなかにすっげー誰も見たことがない、どんなに勉強したってわかりっこない素晴らしいものが隠れてるかもしんない。真っ暗ってことはいいねえ。みんな平等で。

今はもう時代が変わったからパンクロックはこねーかもしんねーけど
わしらブルーハーツが中学生ぐらいの時に
「このロクデナシよ 元気だせ ガンバレよ」
て言うてくれたんがパンクロックじゃ!

この会場には仕事やっとる奴、やっとらん奴、学校行っっとる奴、行っとらん奴
いろんな人がおると思うけど、お前らはライブを見に来とる
俺らはライブをやりに来とる、それで問題なかろう。

たしかに反抗的ではあったけど、家族は大事にしてるよ。

何を着ていても、メシさえ食ってりゃ生きていけるんですよ。

まわりが見えてないとさ、不安でしょうがないんだよ。

学校がイヤだと言って登校拒否できる奴はええよ。
俺はいじめの対象にもならない本物の劣等性だったんよ。

俺らみたいに東京に住んどったらや、つらいこととか悲しいことがあって だから,自分でがんばらんといかんわけよ。でもな、そもそも星が助けてくれるわけなかろー。
がんばります、僕も。

100メートルを10秒で走れといわれてもさ
いっくら努力しても走れない奴っているじゃん。
それをさせようとするから、勉強すんのいやんなっちゃうんだよな。

やりたくなければ、やめればいいんだよ。ビートルズだってやめたんだし。

俺『リンダ リンダ』出来た時もわかんなかったもん、自分で。ただそう思ったんだよ。

戦争やってる遠くの国のことよりも友達のほうが大切だと思うけどなぁ。

地球を征服した奴は月も欲しくなるんですよ。

でっかい会場でやりゃあいいってもんじゃないよ。
だって、金さえありゃあなんだってできるんだからさ。

勉強ができたらええな、とか運動ができたらええな、とか思うようになったのは
ロックンロールを聴くようになってから。でもその前から女には興味があったけどな。

僕は僕の偏見で歌を歌っとる。
歌っとる奴は下品じゃが、歌の内容は最高じゃ!

僕がとりたいのは100点じゃないんだ。 僕はロックンロールが100点満点だとしたら、1万点くらいとりたいんだ。

より良くなくていいんだよ、俺達最高なんだから。

個性って当たり前じゃん。それが普通だと思うんだ。個性イコール普通だよ。
100人いたら100通りの人なんだしさ個性的じゃないっていったらおかしいよ。

大好きなものを思い浮かべた瞬間にパワーが出るんだよ
頭ん中を楽しいことだけでいっぱいにするの
それ以外のことをすべて追い出して。

ロックンロールに立ち向かうということはロケットを飛ばして宇宙に行くんじゃなくて
穴を掘って地面に潜っていく感じ。だから方向性は点なの
座標軸はずっといっしょロックンロールというただ1点なんだよ。

死んだら死んだでいいさ なんて俺は言えないわ。俺は生きていたいんよ。

昨日も今日も関係ねぇ!今がすべてじゃ!

ガキんちょだますのがロックだと思う。だって俺中1ん時だまされたんだもん。

どぶねずみが美しいと思わないやつは大したことないんじゃい!

馬鹿なら馬鹿ほどカッコええ
駄目なら駄目なほどカッコええとか
そういう世界ってあるんよ。

言いたいこと言うし、やりたいようにやるし、でも、そこに音楽好きなんだっていう一本の筋があれば、僕はいいと思う。

恥をかくってことはさ、恥ずかしい生き方じゃないんだよ。

なんとかなるのが世の中よ。

徳川家康や武田信玄の本読むけどさ、こんなふうにやって生きて
天下取ったって、70、80で死ぬわけだしさ。

70年代の音楽ってすげぇテクだから、聴いてて自信なくすんだよな。
パンクが出てきた時、これならできると思ったもん。

俺たち、金はねーけど貧乏だと思ってないもんな。

ブルーハーツのレコード買うと、お母さんから無駄遣いをしてって言われるんじゃろ?
でもな、無駄かどうかってことは自分で決めることなんじゃ。

もし、憎しみや苦しみのない世界があるからお前来ないか?って言われたら
俺は行かないって言うわ。

みんなさ、好きでこんなに怖い世の中に生まれてきたわけじゃないじゃん。

人気が落ちて客が来なくなったら、また最初からやりゃあいいじゃん。

つまんなくなったら、「じゃ、バンドやめるよ」っていつでも言えるからね。

CDで聴いても、テープで聴いてもソウルは同じなんですよ。

七万人も客が来りゃあさ、銃を持ってる奴が一人はいるよ。

パンクは優しかったよ。正直で、真面目でさ。
なんか涙が出るくらい優しくてさ。

自分を支えてるのは、自分。

僕はいろいろなとこでいろいろな人に聞かれるんだよ。『楽しけりゃいいのか?』って。
いいんだよ。
そのかわり、楽じゃないんだよって。漢字で書いたら同じじゃんって。
でもね、楽しいと楽は違うよ。楽しいと楽は対極だよ。
楽しいことがしたいなら、楽はしちゃダメだと思うよ。

結局ね、夢はみんなもってると思うんですよ。だけど、その夢の見方としてね
ただボーっとそれこそテレビで見てるだけで『あぁ。こんな事いいなぁ』みたいな見方と
それから実際にやってみようとして夢の実現に一歩近づくために何か行動をおこす
例えばマッチを一回擦るだけでもいいんですよね。
何かをやろう!
ってする瞬間があるじゃないですか。やり始める、それだと思うんですよ。
その線を越えるっていうのは。

ロックンロールは最後の価値観うん!
そう、世の中にはすべての価値からハズれた人でも威張れる何かがあるんだ!
そんなくさくもねえやつがね(笑)
優しくもなくて、勉強もできなくて
女にもモテなくて、お金もなくて・・・・って
もう世の中の価値観を全部並べてくださいよ。
で、すべてに×つけられても
そんなやつが輝く瞬間がある
最後の価値観

あの時ああ言ったじゃんっていわれても、あの時はあの時だし。

死んだヤツのために歌う歌なんかない。あるとすればここに来てるみんなのための歌だ。
だけどこれだけの人を集められるのはマサミだけだろう。美談にはしたくないけど
最後にめちゃくちゃいいヤツだったと言っておこう。 感傷じゃないよ。正直な気持ち。だって生きてるときからそう思ってたんだもん。
(マサミとは、GHOULのボーカル。右手がなく”片手のパンクス”と呼ばれた。名曲「僕の右手」のモデルである。)

なんだかんだ言ってロックがあれば何にもいらないんじゃないかな。

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